ロームヒーローによって、役割もビルドも変わってきます。しかし、ロームには共通する役割、ビルドがあります。そこで、初心者にもわかりやすいように、ロームをするとき最低限すべき3つの役割とビルドすべき4つのアイテムについて解説していきます。
初心者のうちは何をすればいいのか分からないまま、味方に?ピンを連打され、やる気をなくす人がいるかもしれません。そもそも、初心者にはロームというものが一体何なのかわからないと思います。(自分がそうだった。)
vaingloryの戦術、ビルドには正解がありません。なので、ここの内容については一意見だと思って読んで頂けると幸いです。
※こちらの内容は1.0系の記事になります。2.0系のベイングローリー記事はこちらになります。
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ロームとは
レーナーとジャングラーをサポートする役割。ビルドは実用アイテムで味方全体に効果があるアイテムを積むことが普通。ワードを担当することが多い。タンク役になって、味方の盾になる。ジャングルとレーンに比べて、人気が低い。シーン別ベイングローリー用語より
つまりはサポーター。ロームの役割をこなしながら、火力を出すことは難しい。チーム内での役割分担がvaingloryでは重要になってくる。敵をキルする機会が少ないため、ロームの人気は低くなりがち。しかし、ロームはゲームをコントロールする立場であり、大げさに言うと勝敗を左右するのはローム次第である。地味だが、やりがいのあるロール。
ロームヒーロー
- アダージオ
- アーダン
- フォートレス
- ランス
- フィン
- ライラ
- キャサリン
基本的にはこの7ヒーローの中から選ぶことになる。各ヒーローでビルドを積む順番が若干違うが、本筋は同じ。
ロームの役割
- 視界を確保する。
- ファーミングを効率よく行う。
- 集団戦で実用アイテムを使う。
細かく言えば多くなりすぎるので、この3つを最低限すべきロームの役割とした。
視界を確保
スカウトトラップとフレアを使って、視界を確保する。
ワードの必要性は、敵の位置を把握することにある。敵がどこにいるか分かれば、ブッシュに待ち伏せされてガンクされることもないし、味方ジャングルを荒らされることも少なくなる。照準が必要なスキルはブッシュに入られると起動できなくなる。ジャングルショップで買い物するときも、敵側ジャングルに敵がいないことが分かれば、安心して買い物ができる。
視界を確保せずにブッシュに入ることは「ギャンブル」であることを認識したい。
ファーミングの効率
敵よりもジャングルモンスターを素早く倒して、ゴールドを稼ぎ、lvをあげることで、有利に試合が運べる。ヒーローの強さはゴールド獲得量に比例し、強いアイテムを持っている方が有利なのは明らか。
ベイングローリーはいかに敵より多くゴールドを稼ぎ、速くビルドを完成させることが重要なゲーム。
ファーミングが早いだけでは勝つことはできないが、有利になることは間違いない。ファーミングを速度をあげるためには、ロームの動きが重要になる。LHを取ったヒーローにゴールドと経験値が多く配分されるため、LHはキャリーであるジャングラーが取るべき。さらに言うと、2人でファーミングすると1人の場合と比較して、総ゴールド量は1.75倍、総経験値は1.25倍になる。
分かりにくいかもしれないが、簡単に解説する。
基本的にスタッターステップで移動しながら攻撃する。
まず、①から攻撃。ファーストヒット(FH)はジャングラーで。
②の方に移動しながら、①を倒しきるまでに(これ重要)、②に攻撃して、③の方に②を連れてくる。
これも②を倒しきるまでに、③に攻撃。③にジャングラーの攻撃が届くようになると、③から逃げるようにして右のブッシュに移動する。
そのまま、④を攻撃して③右のブッシュに④を連れてくる。
こうすれば、ロームもジャングラーもHPがほとんど減ることなく、素早くジャングルショップまでたどり着くことができる。ヒーローによって、少しずつ修正する必要があるが、基本はこれで大丈夫。
あくまで、これは1例であり、これでなければならないということはない。
集団戦で役立つ実用アイテム
- 再生の泉
- クルーシブル
- ウォー・トレッド
- アトラスの肩甲
これらのアイテムは味方全員に恩恵があり、集団戦を有利に導くアイテム。ロームはこれらのアイテムを積極的に積むべき。
4つの必需品
再生の泉
起動:自分と付近の味方の体力を、それぞれが失った体力1%につき2だけ、3秒かけて回復する(クールダウン60秒)。
これを積まないロームはロームとはいえない。それぐらいに重要なアイテム。どのロームヒーローを使っても、まず初めに積むことになる。HPが減っているほど回復量が多い。回復には時間がかかるので、ギリギリまで我慢して使いたいが、味方がデスしては意味がないので、味方のHPをよく見て判断したい。
クルーシブル
起動:自分と付近にいるチームメイトに対し反射ブロックを発動する(クールダウン45秒)。
再生の泉の次に積むことが多いアイテム。キャサリンのブラスト・トレマーやアダージオの裁きの詩など、広範囲にデバフを与えるスキルに対抗する手段としてかなり有効。起動するタイミングが重要。
スカウトトラップ&フレア or カラクリ
これは上でも述べたように、視界を確保するためである。カラクリを取るかどうかは、敵にタカかケストレルのようなステルスがあるヒーローがいるかどうかで判断する。
ウォー・トレッド
起動:味方すべてを2秒間ダッシュさせる(クールダウン60秒)。
追撃にも、後退にも使える。あと一押しでエースを取れる時や、味方の逃走を助けたりできる。イニシエートの時に使うと効果的な場合もある。
実際のロームのビルドは左から順に揃えて
+適宜ワードアイテム
といった感じがロームの基本ビルド。
敵にクラルがいる場合は
+適宜ワードアイテム
敵にタカがいる場合は
といった感じに臨機応変に対応していく必要があるのも、ロームの面白いところ。
まとめ
ロームの基本中の基本について紹介したつもりです。上で紹介した適正ロームヒーロー以外でローム担当することになっても、基本は変わりません。始めてすぐは、ファーミングに気を遣うことができないかもれませんが、
- ワードアイテムを使って視界確保
- 再生の泉、クルーシブル、ウォー・トレッド
これだけすれば、そこまで文句は言われないはず。