ベイングローリーが2.0になってからのランク戦で感じた「戦術、立ち回りの変化」についての記事の第2弾。第1弾は初期購入アイテムについて。
今回はクリスタル鉱山について。この変更については賛否両論あるみたいで、あるアメリカのプロが「2.0つまんねー」みたいな事を言ったとか言わないとか。
自分的にはマンネリ化してきたベイングローリーに一石を投じる意味でもよかったと思います。
ツイッターの意見を参考に加筆しました。
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クリスタル鉱山-4人目-の登場
4分後にのそのそベインクリスタルから出てくるクリスタル鉱山のミニオン。4分になったら、鉱山に出現するわけではなく、ちょっと経ってから到着する。目が合ったら攻撃を仕掛けてくる敵に回すと怖い、味方にいると心強いやつ。
インベードの変化
クリスタル鉱夫によって、インベートして1番2番のミニオンを盗りにくくなりました。ミスしたらほぼ確実にデスします。特に序盤のこいつの強さは異常。まず勝てません。
もちろん素通りしたら1,2番のミニオンのところまで行けるのですが、クリスタル鉱夫の視界に入ったら、ミニマップに表示されてしまうので敵が察知します。要はスカウトトラップを踏んだのと同じです。なので、行くとしても3,4番まで。ちなみに、カクなどのステルスで視界に入らなければ、攻撃もされないしミニマップに表示されることもありません。ステルスのままクリスタル鉱山上のブッシュに入ってしまえば、クリスタル鉱夫の視界が切れるので攻撃されることはありません。
レーンをプッシュしつつ、レーン上で優位を保てている場合、3番の上を通って1、2番のミニオンを盗りに行くことも選択肢に入ります。3vs2などに数的優位になっているときに仕掛けるとうまくいきます。ただ、3,4番ミニオンと違い危険度はかなり上がるので、仕掛ける際は覚悟が必要。敵のリスポーン時間も考慮しつつ、何体盗れるか考える。順番は基本的に2→1。たまに1番だけ取る人がいますが、あんまり意味がないです。経験値とゴールドは2番のミニオンが1番多いので。序盤~中盤にかけて十分にゴールドが貯まった2番を2体盗れたら、1キルに匹敵する価値があります。ミニオンを狩れるだけ狩ったらリスポーンするか、さらに3、4番を狙いに行くか判断しましょう。敵に見つかったらかなり不利、かなりの確率でデスするので無理しないのが基本です。きうきう(@QuiquiVG)さんにご指摘頂きました。ありがとうございます。
自分が青タカでTier5-6あたりのランク戦で連勝できたのは、3,4番はもちろん2番のミニオンを取れたからです。4分過ぎてもカクで消えれば見えませんから、クリスタル鉱夫に絡まれることはありません。ついでに、おそらく敵はクリスタル鉱夫がいるからと、1,2番の守りを疎かにしていたと思います。実際に、スカウトトラップと遭遇したのは数えるほどです。
もし、スカウトトラップがクリスタル鉱山周りにあると視界が確保されてクリスタル鉱夫が攻撃を仕掛けてきます。もし敵がジャングルにインベートしてくるような動きをしていたら、クリスタル鉱夫の行動範囲内の視界を確保するようにスカウトトラップを設置すれば抑止力になるかもしれません。
今だけかもしれませんが、リリース前に青タカは2.0では使えないヒーローとか言われてましたが、tier5-6あたりでは全然使えます。むしろ強いかも。
自分はやったことないのですが、1周目で1→2→3→敵4番という風に4番をとばして敵の4番をとりにいく戦法があるみたいです。ラストヒットとれたらかなり有利になります。まぁよく考えたら、2.0になるまではそういう戦法が結構一般的だったような気がするので、ジャングルショップがないからと言って遠慮する必要もないのかなと思います。小競合い必至の戦法になるので、初期から強いヒーローで使うと効果的だと思います。taeyon(@efubsthjvdty)さんに教えてもらいました。ありがとうございます。
分からない方がいると申し訳ないので、簡単に説明すると、1番2番というのはホームから近い順でつけてるミニオンの俗称です。1番近いところのトレントは1番、マップ中央に近いトレントは3番です。
ゲームバランスの変化
今までは序盤にゴールド差をつけて、そのままの勢いでなだれ込む。いわゆる「スノーボール」なる戦術が勝ち方として定着していました。2.0ではこれが多少改善されて、序盤でゴールドに大きな差をつけることが出来なくなりました。クリスタル鉱夫が4人目の仲間としてジャングルを守っているからです。
しかし、逆に、クリスタル鉱夫が登場する4分までにゴールドに差をつけてしまえば、それをひっくり返すのはかなり難しくなります。4分までにというのがポイント。クリスタル鉱夫が登場すると自分のジャングルの守りは厚くなって、1,2番のミニオンは取られにくくなります。
つまり、2.0では開始4分までにどれだけゴールド差をつけるれるかが1つのポイントだと思っています。
あと、やっぱりレイト気味のゲームが増えてきました。10分代で終わることがない訳ではないですが、かなり珍しい気がします。
クリスタル鉱山を取る意味
クリスタル鉱山を取る意味がほとんどなくなりました。今まではエース取ったときや、ダブルキル決めた時にミニオン鉱山を取りにいってましたが、そういうタイミングでクリスタル鉱山を取ることはなくなりました。2.0では素直にタレット折りにいくか、金鉱を取りましょう。
むしろ取ってしまうとレーンで遭遇する可能性も出てくるので、場合によってはマイナスかもしれません。リスク対効果が釣り合うようには思えません。
クリスタル鉱山を取る意味があるのは、自分のチームが優勢で敵ジャングルで待ち伏せしたい時ぐらいでしょうか。
ジャングルでの集団戦・交戦の変化
集団戦に限らず、ジャングルで交戦するときは、常にクリスタル鉱山までの距離を考えるようになりました。これも、今までは貧弱だった鉱夫がパワーアップしたからです。
もはや、そこにタレットがあるようなもんです。ちょっと不利かと思ったら、レーンタレットに逃げるんじゃなくてクリスタル鉱山にも逃げれるようになりました。途中にいるトレントをひっかけて、敵を足止めできるとかなり巧いです。そうなればほぼ逃げ切れます。
あと、敵ジャングルで待ち伏せしにくくなりました。敵ホームに1番近いブッシュに待ち伏せしてても、ちょってでもジャングル寄りで戦うとクリスタル鉱夫がでてくるようになりました。
もちろん他の敵ジャングル内のブッシュで交戦を始めるとクリスタル鉱夫がやってきます。幸い、移動速度はそこまで速くありません。ちんたらしてたら、4vs3になってしまうので、引き際を見極めたいところ。
意外に知らない人が多そうですが、クリスタル鉱夫はミニオンキャンディでさらに強化することができます。
強化したクリスタル鉱夫はかなり強いです。体感では金鉱並です。
敵に追われた時、自陣ジャングルに逃げ込んでミニオンキャンディで強化したクリスタル鉱夫と2人で返り討ちにしたこともあります。
まとめ
開始4分までに敵ジャングル荒らせたら、かなり有利。
特別な理由がなければ、クリスタル鉱山を取る意味なし。
クリスタル鉱夫は強い。さらに、ミニオンキャンディで強化可能。
敵ジャングルでの戦闘に注意。
ざっくりとまとめるとこんな感じです。クリスタル鉱山の登場で戦闘が大きく変わりました。
2.0ではミニオンキャンディがキーアイテムな気がします。
次は、新アイテムについて書いてみようと思います。