スローについて解説。フロストバーンとシバースチール。

[mathjax]

何気なく使ってるスロー。今回はそのスローについて、掘り下げてみたいと思います。

スロー効果を付与できるアイテムはフロストバーンとシバースチール。これらのアイテムについて、少し詳しく解説したいと思います。

スローとは

移動速度にかかるデバフ。

計算式
$$ 移動速度=(ヒーロー固有の移動速度+移動速度増加) × \frac{スロー(\%)}{100} $$

例えば、トラベル・ブーツを持ったグウェンは 3+(0.4+0.8)=4.2 となる。

この移動速度にスローが効いてくる。

スキルのスロー

様々なスキルにスロー効果がある。

ライラの基本攻撃の2段目は35%+α　効果時間はわずか。

フリッカーのフェアリーダストはレベル1で35%、レベル5で60%　効果時間は3秒。

リンゴのアキレスショットはレベル1で30%、レベル5で50%　効果時間は1.5～2.5秒。

グウェンのバックショット・ボナンザはレベル1で40%、レベル5で65%　効果時間2秒

などなど

 

これらのスロー効果を基準にフロストバーンとシバースチールについて考えてみる。

フロストバーンのスロー

まずはアイテム情報。

パッシブ：敵ヒーローにクリスタルダメージを与えると、1.5秒のスロー効果も与える。対象はこの効果を受けた後2秒間はフロストバーンの影響を受けない。スロー効果はクリスタル10あたり10%+1%となる。最大スロー効果は35%
クリスタル力+100 (2600)

計算式にしてみると、

$$スロー効果(\%)=10+\frac{CPダメージ}{10} $$

最大35%なので、クリスタルダメージの上限は250。

クリスタル力ではなく、クリスタルダメージである点に注意。敵のシールド値が考慮されています。

また、スロー効果はダメージに依存しています。なので、ダメージが出ないヒーローでフロストバーンだけ積んでも効果は限られています。

スロー効果の最大である35%は、フリッカーのフェアリーダストはレベル1と同じということになります。

効果時間については、リンゴのアキレスショットはレベル1と同じです。

シバースチールのスロー

起動：4秒間(近接型なら6秒間)、自分の基本攻撃が敵ヒーローに40%のスロー効果を1.2秒間与える。（クールダウン18秒）
最大体力+500 (1450)

シバースチールは一律40%。持続時間はフロストバーンと少し短めの1.2秒。

起動後、メレーなら6秒間、レンジなら4秒間に基本攻撃にスロー効果が付与されます。

この時間内の基本攻撃には、何回でもスロー効果が付与されるのがポイント。フロストバーンのようなクールタイムはありません。

ただし、起動のクールダウンが18秒あります。

一律40%のスローは結構強力で、メレーヒーローがシバースチールを起動しつつ、スタッターステップで動きながら攻撃すると、敵が逃げることはかなり難しいです。

イメージとしては、フェアリーダスト(レベル2で40%)をメレーヒーローがまとっているような感じ。

スロー効果アイテムは必要か

フロストバーンとシバースチールは必要かというと、結局、状況次第、ヒーロー次第というしかありません。

ただ、ビルド構成を考えるうえでこれぐらいの効果があるということを知っておく必要はあると思います。

 

フロストバーンについては、他のクリスタルアイテムと比較して考える必要があります。例えば、シャターグラスと比較してフロストバーンのスロー効果がクリスタル力50以上の価値があるのかどうか。

シバースチールはステータス的にはHP+500のみ。価格は安いですが、アイテム欄が圧迫されて、防御アイテムか攻撃アイテムを一つ削らなくてはなりません。はたして、アイテムを1つ削って、得られる効果はそれ以上なのか。

実際にビルドするときは、これらを考える必要があります。

まとめ

フロストバーンのスロー効果はクリスタルダメージ依存。最大35%。持続時間1.5秒。

シバースチールは効果時間中(メレー6秒・レンジ4秒)、基本攻撃が40%・1.2秒のスロー効果を与える。